毒親本

毒親のこどもたちへ 書評

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こんにちは。ぺーたーです。

 

目についた毒親本を読んだので、感想を書いておきます。

結論から言って、これは個人的にはオススメできない本でした。

 

本書は毒親から受けた傷が深く、今も辛い状況の人が読むのはオススメしません。責められている感じがして、精神的に追い込まれると感じる書籍です。

 

『私は、今まで見たことないようなヘンな症状を持った患者さんの話を聞くことを仕事にしているので、たいていの「毒親」には驚きません。シェアリングの場で、こんなことを言ったりします。
「また毒親か、今日はこれで3人目だよ。ちょっと聞くけど、ろくな親に恵まれた人なんている?親ってバカですよ、誰も。いらたぬ親だらけ。いたる親ってみたことある?」』

 

こんなことを言ってしまう精神科医ですので、読む際は要注意です。

 

毒親のこどもたちへ 書評

毒親の子どもたちへ

精神科医が書いた書籍。正直、ちょっと堅苦しくて読みにくい。

 

表紙がかわいらしい割に中身は手厳しい。

 

著者は、AC(アダルトチルドレン)の概念を日本に紹介したことで有名だそうです。

 

その他の書籍と異なる点は、【毒親だけに問題があると思うな】と言っている点。

 

「毒親が悪いと責めているが、親ばかりが悪いと思うな」

「自分にも責任があると思え」

 

そう責められていると感じる内容になっています。

 

あとがきに『毒親って言うな!』というタイトルにしようとしていたと書いてありました。このことからも、いつまでも毒親のせいにして文句言っていてもダメだよという考えが見えますね。

 

著者による毒親の4分類

毒親 4分類

1過干渉、統制タイプ…何でも先回りし、子どもに「こうすべき」と指示する:最も多い

過干渉&コントロール、統制型の親---これが最も訴えの多いタイプです。
例えば、宿題の絵をかいていたらお母さんが走ってきて、「こんなんじゃダメよ!」と奪い取って自分で描いてしまう。文化祭のために子どもが一生懸命作った看板を見にきて、「私だったら、もっといいアイデアがあったのに」とのたまうような親もいます。
「あれをしなさい、こうしなさい」と何でも先回り、先回りして指示をされ、家に帰っても学校の先生がいるみたいで窮屈だった「うちの家系はみんな東大か一ツ橋だから、どっちかに入りなさい」と言われ続けてきたなどというのも多い。

 

2無視タイプ…ワーカホリズム(仕事依存)の親などに多い。ネグレクトも含む

子どもに関心を向けすぎる過干渉親とは正反対に、子どもにまったく目を向けない放任タイプの親もいて、これが無視親です。本来、親がすべき日常的な身辺の世話まで放棄するケースもあり、「ネグレスト」と言われることもあります。
そこまでいかないまでも、以下のような訴えはよくあるものです。
「身体の弱い妹ばかりに目を向けて、私はかまってもらえなかった」
「跡取りのお兄ちゃんばかりを大事にして、私はいつも無視された」

 

3ケダモノのようなタイプ…暴言・暴力といった虐待、性的虐待など

子どもに性的虐待をくわえたり、なぐったりけったり、ベランダに放り出されたり、罵声を浴びせたりするなど、心身の健康、ときには生命にもかかわるような暴力をふるうのが、ケダモノのような親です。

 

4病気の親…精神障害や反社会性人格をもった親など

もうひとつ、精神障害を持った親というタイプがあります。
例えば、双極性障害の母親。躁のときに派手な男性関係を持って妊娠し、出産時はうつで子どもに声をかけることもできない。子どもが物心つく頃には躁になって遊びまわって弟や妹を産んで、産後はまたうつになって自殺してしまったとします。このような親のもとに生まれた子どもたちには、できる限りの支援と保護が必要です。しかし、精神病を持った親もまた周囲の適切な支援と保護が必要な患者です。

 

毒親の子どもたちへ 感想

毒親の子どもたちへ 感想

著者が言っていることは間違ってはいないと思います。

しかしですね、自分の性格や行動パターンの多くは、成長過程で毒親につくられたものです。そのせいで苦労して苦しんでいるからこそ、毒親のことを心底嫌い、憎んでいるわけですよ。

 

だからといって、ずっと愚痴っていても何も変わらないから具体的に行動しなければならない。それも分かっています。

 

でも、それがそう簡単にできないから苦しんでいるんですよ。多くの【毒親育ちの子供たち】は。

 

それを「いつまでも毒親のせいにしていても、何も変わらない。ずっと苦しいままだぞ」と、突き放される感じがする内容です。

 

私の場合は毒親と絶縁できたことで、かなり気持ちが整理できています。そんな方にとっては「そういう意見もあるよね」と冷静に読んでいられるけれど、そうでない人にとっては辛い内容になっています。

 

毒親から受けてきた毒の強さによって、受け止め方が異なる内容の書籍だと言えます。

 

内容からタイトルを考えるとしたら「毒親の子供たちへ喝!」の方が合う。そんな書籍でした。

 

この本は、毒親との距離をある程度とれて感情の整理ができてきている方向け。毒親に苦しめられている最中の方には、オススメできない本です。

 

というわけで、しっかりとオススメはできない毒親本の紹介でした。

 

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