こんにちは。毒親育ちカウンセラーの まるい知徳(@datudokuoya)です。
今回のテーマは
毒親のことが大嫌いという気持ちを認めてみよう
です。
子にとって、親は絶対的存在
子供にとって親は、神様のような絶対的な存在です。
そんな絶対的存在に対して負の感情を抱くなんて・・・と、ためらう方もいると思います。
私は幼少期、よく祖母から「お父さんとお母さんは偉いんだから、よく言うことを聞くんだよ」と言われていました。
そのせいで「親に対して負の感情を抱く自分は、なんてダメなやつなんだ」と苦しんだ時期があります。
しかしそれは、毒親たちがかけた呪いのせいで罪悪感を抱いているだけです。
いくら親であるからと言って、神のような完璧な存在のはずがありません(神が存在するかどうかは別として)。
なので、親のことをめちゃくちゃ責めてもいいんです。
自分を産んでくれたから、育ててくれたから・・・様々な理由が浮かんできますよね。
しかしだからと言って、毒親を尊敬したり好きでいなければならないわけではありません。
毒親のことを大嫌いになってもいいんです。
毒親のことを、尊敬できなくていいんです。軽蔑してもいいんです。
そう思う気持ちを抑圧せず許してあげてください。
そう思うことは罪ではありませんから。
毒親が嫌いだと叫んでみよう
「本当は尊敬なんてできない、大嫌い」と思っているのに、
- 「親のことは尊敬しないといけない」
- 「親が嫌いなんて口が裂けても言ってはいけない」
などと思っていると、心の中でバランスがとれなくなります。
「自分に言いきかせている思い」と「本心」が大きくズレてしまうと、とても苦しくなります。
ですから、無理して毒親を好きでいる必要はありません。
ためしに毒親に対する負の感情を、頭の中で思ったり、声に出したり、紙に文字を書きなぐったりしてみてください。
それでスッと心が楽になるなら、あなたは本心ではそう思っているということです。
これは実際に私がやってみて大きな効果を感じた方法です。
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毒親に対する思い込みを開放するとスッキリする
絶縁する前の私は
- 「親孝行をしなければならない」
- 「恩返しをしなければならない」
- 「親を嫌いになってはいけない」
といった思いにとらわれていました。
本当は真逆の考えを持っていたにもかかわらず。
そこで上記の方法をためしたところ、とてもスッキリしました。
「言ってはいけない」という思い込みを捨て、心が解放されたのです。
まとめ
毒親を嫌いになれずに苦しんでいる方は
- 毒親に対する文句や悪口を口にする
- 紙に書きなぐってみる
- その後の気持ちの変化を感じ取る
ということをしてみましょう。
気持ちがスッキリするなら、あなたは毒親のことが間違いなく嫌いなのです。でも、それでいいんです。
親は神様ではありません。ただ自分を産んだというだけの存在です。
残念ながら、欠陥だらけのダメ人間ということだってあります。
あなたが毒親を尊敬できないのは、毒親が尊敬されるだけの存在ではないからです。
ですから、毒親のこと尊敬できなくてもいいんです。大嫌いだと思ってもいいんです。
毒親を許さないほうが楽に生きられる。自分をだまそうとすると苦しくなる理由とは