こんにちは。毒親育ち の ぺーたー(@datudokuoya)です。
今回のテーマは
毒親のことが大嫌いという気持ちを認めてみよう
です。
子にとって、親は絶対的存在
子供にとって親は、神様のような絶対的な存在です。
自分を産んでくれたから、育ててくれたから・・・様々な思いがありますよね。
それゆえに、そんな絶対的存在に対して負の感情を抱くなんて・・・と思いがちになります。
では一度考えてみてください。
本当に神様のような絶対的存在なのだとしたら、そんな人が自分を苦しめるようなことばかりするでしょうか?
きっと神様なら「そんなことばかり」はしないですよね。
「親と絶縁なんて、神様に背くようでできません」
— 毒親育ち ぺーたー (@datudokuoya) May 30, 2022
そうおっしゃる方がいます。
では考えてみてください。自分のことを精神的・肉体的に傷つけ、悪影響になることばかりしてくる人は、本当に神様なんでしょうか?
その神様は、鎌を持っているほうの神様かもしれませんよ。#毒親 #毒親育ち #AC pic.twitter.com/5k221KRSbX
私は幼少期、よく祖母から「お父さんとお母さんは偉いんだから、よく言うことを聞くんだよ」と言われていました。
そのせいで、「親に対して負の感情を抱いてしまう自分はなんてダメなやつなんだ」と苦しんだ時期があります。
しかしそれは、毒親たちがかけた呪いのせいでそう思わされているだけのことです。
他人に同じことをされたらどう感じるか考えよう
では、もしも毒親にされていることを他人にされたらどう感じるでしょうか?
- 「お前はバカだ!」
- 「お前なんかいなければいい!」
- 「お前は本当に役に立たないやつだな!」
などと言ってくる相手(上司・友人・知人)に対して、「嫌いになっちゃいけない」と思えますか?
おそらく「なんてひどい人だ!」と思い、嫌いになったり距離をとったりするでしょう。
つまり、その相手が親だから嫌いになってはいけないと思い込んでいるだけなのです。
嫌いになるようなことをされているのですから、嫌いになってしまうのは当然なのです。
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毒親が嫌いだと言ってみよう
「本当は尊敬なんてできない、大嫌い」と思っているのに、
- 「親のことは尊敬しないといけない」
- 「親が嫌いなんて口が裂けても言ってはいけない」
などと思っていると、心の中でバランスがとれなくなります。
「自分に言いきかせている思い」と「本心」が大きくズレてしまうと、とても苦しくなってしまうのです。
ですから、無理して毒親を好きでいる必要はありません。
ためしに毒親に対する負の感情を、頭の中で思ったり、声に出したり、紙に文字を書きなぐったりしてみてください。
それでスッと心が楽になるなら、あなたは本心ではそう思っているということです。
この方法はオススメなので、ぜひ一度試してほしいと思います。
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毒親に対する思い込みを開放しよう
- 「親孝行をしなければならない」
- 「恩返しをしなければならない」
- 「親を嫌いになってはいけない」
こういった思いにとらわれてしまうと、苦しくなってしまいます。
そんなときは、その思いこみを解放してみましょう。
毒親に対して負の感情を抱いても罪にはなりませんから、思いきって上記の方法をためしてみましょう。
いくら親であるからと言って、神様のような完璧な存在のはずがありません。好きでいなければならないわけではありません。
毒親のことを、責めてもいいんです。尊敬できなくていいんです。軽蔑してもいいんです。毒親のことを大嫌いになってもいいんです。
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まとめ:毒親が大嫌いと思ってもいい
毒親を嫌いになれずに苦しんでいる方は
- 毒親に対する文句や悪口を口にする
- 紙に書きなぐってみる
- その後の気持ちの変化を感じ取る
ということをしてみましょう。
気持ちがスッキリするなら、あなたは毒親のことが間違いなく嫌いなのです。
親は神様ではありません。ただ自分を産んだだけの存在です。
その親が、残念ながら欠陥だらけのダメ人間ということだってあります。
あなたが毒親を尊敬できないのは、毒親が尊敬されるだけの存在ではないからです。
ですから、毒親のこと尊敬できなくてもいいんです。大嫌いだと思ってもいいんです。
自分を苦しめる考えや思い込みは、どんどん手放していきましょう。