こんにちは。ぺーたーです。
私は普段、頼まれてもいないのに先回りして色々とやってしまうことがあります。
たとえば、「こうしてあげれば喜ぶだろうな」といったことを、先回りして行動しまうということです。
毒親育ちは先回りして行動をしてしまう
小学生の頃、祖母の家に遊びに行った時のこと。お風呂に洗面器がなかったので、サプライズでプレゼントをしたことがあります。
すると
「うちは洗面器使わないから、こんな物はいらないんだよ」と言われて、使ってもらえませんでした。
とても悲しい思いをしたことは、言うまでもありません。
普通だったら嘘でも「ありがとう」と言って、孫がいる時だけでも使って見せますが・・・毒親の親なのでね。そんなことを期待するのは無理な話。
ジムに通っていた時にも、気を遣いすぎてしまうことがありました。
当時、私が行う筋トレのルーティンは固定されたものでした。
筋トレのルーティンを固定している方は多く、みなさん自分のリズムがあるのです。毎回、同じ時間に来て、同じ順番で筋トレをしている人もめずらしくありません。
それを知っているので、自分が10㎏のダンベルを使いたい時に「あのオジサンが使うタイミングだから譲ってあげよう」と、先回りして行動してしまう。こういったことがよく起こります。
この行動に至った理由は、入会したばかりの頃に上記の行動をして嫌な顔をされたからです。
本来、共有物ですからイラッとされる筋合いはありません。
ただ、自分のせいで人に不快な思いをさせたくないという気持ちから、先回りして行動するようになってしまうということです。
周囲に気を遣いすぎて疲れてしまう原因は毒親の育て方にある
私がこのような行動をするようになった原因は、毒親の不安定な情緒にあります。
幼少期から親の顔色ばかりうかがって、ご機嫌を損ねないように生きてきた結果です。これも毒親の呪いの一つですね。
また、何を頑張っても親に認めてもらえず、愛してもらえなかったことも影響しています。
そういう育てられ方をした子は、親に認めてもらうことを心から望んでいます。普段からちっとも認めてもらえない分、承認欲求や愛情欲求が強いのです。
そのため、空気を読んで先回りして行動することで、親を満足させようとするわけです。
そんなことをしても認めてもホメてももらえないというのに・・・
こうしたことを背景として、空気を読んで先回りしてしまう傾向が作られていきました。
相手のために行動しすぎて離婚に至った毒親育ち
知人の毒親育ちの女性は、夫のために先回りして行動しすぎた結果、離婚に至りました。
離婚の理由は、相手に尽くし過ぎた結果だそうです。共働きをしながら家事を全て担当し、夫が翌日に着る服まで用意してあげるほどの徹底ぶりだったそうです。
そんなある日、「そういうのウザい」と言われたことで大ゲンカになり、離婚にまで発展してしまったとのこと。
本人は相手に喜んでもらいたい気持ちで行動しているので、自分が悪かったとは思いません。夫側は、それを押しつけのように感じたのかもしれませんね。
まとめ
毒親育ちは、相手のことを考えすぎてしまう。ゆえに、その行動もいき過ぎてしまうことがあります。
相手のことを思って行動することは大切です。しかし、自分自身が損をすることになったり、大変な思いをするなら、いっそやめてしまいましょう。
もう変に空気を読んで暮らす必要はありません。
誰かのために自分を犠牲にしてまで行動する必要など、ないのですから。