こんにちは。毒親育ち の ぺーたー(@datudokuoya)です。
- 「お前のせいで恥をかいた」
- 「お前がいたせいで離婚できなかった」
- 「お前がいたせいで私はいつも大変だった」
こんなことを言われた経験がありませんか?
これらは、毒親が子に罪悪感を抱かせるために言う言葉になります。
今回はその理由について深堀りしていきます。
毒親が子に罪悪感を抱かせる理由は支配しやすくするため
毒親が子に罪悪感を抱かせる理由
子が罪悪感を抱く時はどんな時かを考えてみると
- 「苦しんでいる人を助けられなかった」と思う時
- 「自分のせいで迷惑をかけてしまった」と思う時
- 「親が苦しんで泣いている」時
など色々とありますが、その原因は
- 「お前のせいで恥をかいた」
- 「お前がいたせいで離婚できなかった」
- 「お前がいたせいで私はいつも大変だった」
このような「お前が原因で私は大変な目にあった」といった言葉によるものです。
子どもは自分のせいで誰かが苦しんでいると思わされると、罪悪感を抱くようになります。
上記の発言に暴力や暴言が加わった場合、「ひどい仕打ちをされるのは自分に責任があるからだ」と考えるようにもなります。
しかし実際は、【毒親が子をコントロールするために呪いをかけられている】というわけです。
これらはタチの悪い言いがかりに過ぎないのですが、子はその判断ができませんから洗脳されてしまいます。
毒親が大嫌いと思ってもいい。自分の本音を認めてあげると心が軽くなる
子供に罪悪感を植え付ける毒親の行動
いつも父親が大声で怒鳴り、八つ当たりをする。それに怯えた母親が泣いたり落ち込んだりしている。
そして、母親が子供にこんなことを言います。
- 「毒父が生活費を全然くれない」
- 「お金がないから歯医者にも病院にも行けない」
このようなことを聞かされた子どもには、母親がかわいそうに見えます。
それに加えて
- 「あんたのせいで私が八つ当たりされたんだ」
- 「あんたがしっかりしないから私が怒られた」
このように責められると、「お母さんが苦しんでいるのは自分が至らないからだ」と思うようになります。
こうして両親の行動により、罪悪感を植え付けられてしまうのです。
毒親を尊敬できないのは当然なので、罪悪感を抱く必要はありません
毒親のために行動しても報われない子供の行く末
上記のようなことがあったので、私は金銭的・物質的に援助をしてきました。
アルバイトをしたお金を貯め、ソファーやテレビ、ケーキなどをプレゼントしたり、現金を渡したこともあります。
しかしいつも残念な結果に終わりました。
- 「テーブルを買い換えたい」
- 「もっと大きいテレビが良かった」
- 「カーテンが汚いから買い替えたい」
- 「もっと良いソファーがなかったのか」
- 「このケーキは美味しくない。もっと美味しいケーキがよかった」
いくら喜んでもらおうとプレゼントをしても、喜んでもらえませんでした。それどころかケチをつけられることも多かったです。
「これはいらない」と言われたり、「足りない。まだ足りない。もっとくれ」と言われたり……。
このような地獄のループに陥っていくだけでした。
これこそ、毒親が罪悪感で子をコントロールするための戦略なのです。
喜んでもらえると思って行動したのに、いつもうまくいかない。
そういうことが繰り返されると子供は、いつしか「喜んでもらえないのは自分が至らなかったからだ」・「自分が悪いんだ」と考えるようになります。
実際に子供側が悪いのではなく、毒親にコントロールされた結果、そのように思いこまされているということです。
まとめ
毒親に対して罪悪感を抱いているのだとしたら、それは毒親によるコントロールの結果です。
あたかも、あなたが悪いかのように思い込まされているだけかもしれません。毒親に対して罪悪感を抱いているのであれば、それ自体を疑ってみましょう。
毒親に対し、否定的、攻撃的な気持ちをもつ自分はなんてダメな子なんだ。そんなふうに罪悪感を抱く必要もありません。
悪いのは、そう思われるようなことをしてきた毒親にあるのですから。あなたは何も悪くないのです。