こんにちは。毒親育ち の ぺーたー(@datudokuoya)です。
今回は毒親に絶縁宣言する方法について解説していきます。
毒親と絶縁する際、どんな方法が良さそうでしょうか?
もちろん親子関係や状況によりますが、私は手紙・メールが良いと考えています。
その理由は、一言でまとめると「冷静に気持ちを伝えられるから」です。
これから、対面で伝える、電話で伝える、手紙で伝える、メールで伝える方法それぞれについて解説していきます。
毒親に絶縁宣言する方法
方法①対面で絶縁宣言する
これはなかなかハードルが高いので、あまりオススメしません。
なぜなら非難されたと感じた毒親が感情的になり、まともに話ができない可能性が高いからです。
落ちついて話そうと思っていても、毒親側が猛攻撃をしかけてきたら誰だって冷静でいられなくなります。
毒親がどんな反応をしようとも冷静に対処できるのであれば、対面での絶縁宣言を考えてもOKです。
しかし暴力を振るわれる、精神的負担の大きい暴言を吐かれるなど、ダメージを負いそうな場合はやめてめておいたほうが良いでしょう。
以前、相談者さまが毒親と話しに行った際、謝るまで家から出さないと言われ、何度もビンタされたそうです。
とてつもない恐怖を感じ、もう二度と会いたくないと思ったそうです。おそろしいですね。
こういった危険を避けるためにも、顔を見て伝えたい場合は、LINEやZoomなどを使うことをオススメします。
方法②電話で絶縁宣言する
対面よりはハードルが下がりますが、実はこれが最も失敗率が高い方法になります。
顔を見ることなく、暴力を振るわれる危険もありません。
しかし電話を切られてしまうと、気持ちをすべて伝えることができなくなります。
また、対面と同様に気持ちを乱されてしまうと、伝えたいことが伝えきれなくなる場合があるのです。
途中で怒鳴られて電話を切られる。そういうことが想定できる場合はやめておくほうが無難です。
毒親を許さないほうが楽に生きられる。自分をだまそうとすると苦しくなる理由とは
方法③手紙で絶縁宣言する
メリット
- 直筆だと気持ちの強さが示せる
- 自分の気持ちをしっかり整理してから書ける
- 物理的に距離が離れていても気持ちを伝えられる
- 受け取った側が何度も読み返せる
- 非難や否定などで中断される心配がない
こうしてみると、手紙のメリットがいかに多いかがわかりますね。
方法④メールで絶縁宣言する
メールのメリットは手紙と重複するところが多いのですが
メリット
- 送信履歴を残せる
- 住所を知られることがない
- 直筆と違い、無機質な文字で気持ちを伝えられる
- 自分の気持ちをしっかり整理してから書ける
- 物理的に距離が離れていても気持ちを伝えられる
- 受け取った側が何度も読み返せる
- 非難や否定などで中断される心配がない
などがあります。
毒親に気持ちを込めて直筆で書きたくない。
時間や切手を買う時間を費やしたくないという方にオススメです。
毒親が子に罪悪感を抱かせる理由は支配しやすくするため。あなたは何も悪くない
毒親に絶縁宣言する手紙・メールの書き方
絶縁の決意を告げる一番良い方法は、短い端的な手紙を書くこと。古傷を甦らせたり謝罪を求めたりする手紙ではありません。
この手紙の趣旨は、今後はあなたと接触することはないと毒親に単純明快に告げること。せいぜい一段落か二段落ぐらいにしましょう。
具体的な絶縁方法については、スーザン・フォワード著の【毒親の棄て方】に書いてある内容からご紹介します。
例
「お母さん、さんざん考えた末、これ以上あなたと接触を持たないのが、わたしにとっていちばんいいという結論に達しました。つまり、今後は電話、手紙、メール、訪問は一切しないということです。今後はあなたと一緒に過ごすつもりは全くありません。どうか私の希望を尊重してください。
肝心なのは、ドアを少し開けておくようなどっちつかずのメッセージを避けること。
曖昧にすると毒親は手紙の内容を真剣に受け止めてもらえないためです。
毒親との絶縁するか迷っているなら、介護が不要なうちに決断しよう
私がメールで毒親に絶縁宣言した理由
スーザン・フォワード氏は手紙を推奨していましたが、私はあえて無機質なメールを送りました。
メールのほうが手軽という理由もありますが、毒親に対する嫌悪感が強い場合でも作成しやすいからです。
直筆で書いた物を持っておかれること自体が気持ち悪い、嫌だと思う方や、別居していて住所を知られたくない方にもオススメです。
長々と自分の想いを書くかどうかは、それまでの毒親との関わり方によります。
私の場合は、何度も対面での言い争いや電話でのやりとりをしていたため、非常に短い文章で終わらせました。
絶縁した後に、メールや写真など全てを削除してしまったのでハッキリとは覚えていませんが、シンプルに
「何をどうやってもうまくいかないので、しばらく距離を置かせてください」
こういった内容を送りました。
客観的に読んでみると、絶縁宣言とはわかりにくい内容といえます。
これだとスーザン・フォワードさんに赤ペンで添削されてしまいそうですね。
とはいえ送信後に電話着信拒否・メール拒否をしたので、相手には意思が伝わったと思います。
もし毒親が猛毒メールを送ってきたとしても、メール拒否やアドレス変更をしてしまえば見なくて済みます。
毒親に絶縁メールを送信した結果
メール送信後は異常なほど着信があり、1ヶ月くらいは何度も電話がかかってきました。
その後、無視を続けたところ半年くらいで連絡は来なくなりました。
着信拒否をしておけば着信履歴は残りますが、着信音は鳴らないので精神的には楽です。
連絡が取れない状況になれば、あとは放置でOK。とても気が楽です。
もう着信が来ただけで精神をグラグラと揺さぶられることもありません。
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まとめ
毒親に絶縁宣言するなら、手紙・メールがオススメです。
距離をとりたくなったら(絶縁したくなったら)、メールでサクッと宣言してしまいましょう。
毒親のために悩む時間はもったいないですからね。
以上、毒親に絶縁宣言する方法でした。
それではまた^^