こんにちは。毒親育ち の ぺーたー(@datudokuoya)です。
絶縁してから2年半くらい経ちました。
絶縁する直前に、いとこが亡くなったというSMS(電話番号で送れるメール)が毒父から届いたことがありましたが、それ以降は連絡を取っていません。
着信拒否・メール拒否・郵便物は受け取り拒否。
それですべての対応が終わったと思っていたんですが、SMSの拒否を忘れていたため、毒母からSMSが届いてしまいました。
そのとき、毒親育ちはどんなことを考えたのか。今回はそれをお伝えします。
絶縁した毒親からメールが届いた時の毒親育ちの心境
絶縁した毒親から届いたメールの内容
「姉(毒親の)が骨折して入院したから見舞いに来い。お前は非常識な薄情者だ」
というもの。
後半の部分は、毒親と連絡を絶っていることに対する文句です。
このように挑発的な連絡をすれば姿を見せると思っているのでしょう。
ハッキリ見えている地雷は、しっかり避けます。もちろんメールの返信もしません。
そうは言っても叔母さんには優しくしてもらったので、申し訳ない気持ちが湧いてきました。
しかし見舞いに行くということは、会いたくない毒親に会うことになります。
そうなると嫌な思いをしたり動悸がしたり、悪いことが起こります。
さて、どうしよう……。
こういうときは世間体とか一般常識とか、そういったことで悩まされることがあると思います。自分の気持ちがわからなくなりますよね。
そんなときは、それらを全て取っ払って考えてみましょう。
そうして現れてきたものが自分の本音です。まぎれもない心の声です。
自分を押し殺し、いじめてまでお見舞いに行くことはありません。
この気持ちにウソをついてお見舞いにいったら、絶縁した意味がありません。
というわけで私は自分の体調が悪化することなどを考慮し、お見舞いに行かないことにしました。
「お見舞いにはいかないけどゴメンね。本当は行きたいんだけど、その気持ちより毒親と関わりたくない気持ちのほうが圧倒的に強いんだ。だからゴメン。早く歩けるようになることを願ってるね!」
と、言いました。独り言で。
ちなみにですが、私は毒母も毒父も親戚も全員この世に存在していないことになっています。どこか別の世界で暮らしているということにしています。
だから入院したとしてお見舞いに行けない。そうやって思いきった考え方をしてみると苦しまないで済みます。
毒親からメールが届いたときに感じたこと
このたび2年の時を経て毒母から連絡が来てしまったわけなんですが、今回は何も不愉快な症状は起きませんでした。
頭痛も動悸もイライラもなく、かなりフラットな状態です。
実際に会ったり話したりしたら違うでしょうが、メールを読んだだけではノーダメージでした。
ちなみに絶縁する前の私は、毒母からの着信やメールが届いただけで動悸や頭痛がする状態でした。
不愉快という言葉では言い表せないほどの気持ち悪さ。いつまでも収まらない心のざわめき。
暴飲暴食や物に八つ当たりをするなどの行為が止められなかった過去。心身ともに、猛毒でむしばまれていました。
そんな私でしたが、絶縁してからは幸せな生活を送っています。
毒親と適切に距離をとれたり絶縁したりできると、このように苦しみは減っていくことが多いです。
あらためて毒親との連絡を絶つ
心を乱されることなく、My SoftbankからSMS拒否設定リストに毒親および親戚の番号を入力しました。
もうアドレス帳には名前も番号も残っていませんが、携帯電話本体の電話番号拒否リストから番号だけ移しました。
これで電話もメールも郵便も全て拒否できました。これで一安心です。
毒親との絶縁は罪ではない
毒親と絶縁することは、罪ではありません。
「育ててもらった」とか「たった一人の親だから」とか、関係ありません。無理して親孝行をする必要もありません。
それは親戚においても同じです。
自分を殺し、無理をして、自分を苦しめる行動をするなんてナンセンスです。
借り物の「ウォーリーをさがせ!」のウォーリーに〇をつけることのほうが、よっぽど大罪。
それくらいの気持ちでいられるとイイですね。
以上、毒親から連絡が来てしまった毒親育ちの心境でした。