こんにちは。毒親育ち の ぺーたー(@datudokuoya)です。
あなたは、頼まれてもいないのに先回りして行動することがありませんか?
たとえば、「こうしてあげれば喜ぶだろうな」といったことを、先回りして行動しまうといった感じで。
今回は
毒親育ちがなんでも先回りして行動してしまう理由と対策
について解説していきます。
毒親育ちは先回りして行動をしてしまいがち
私はスポーツジムに通っていた時に、明らかに他人に気を遣いすぎだと自覚したできごとがありました。
当時、私が行う筋トレのルーティンは固定されたものでした。
筋トレのルーティンを固定している方はめずらしくなく、みなさん自分のリズムがあります。
それを知っているので、自分が10㎏のダンベルを使いたい時に「あのオジサンが使うタイミングだから譲ってあげよう」と、先回りして行動してしまう。
こういったことがよくありました。
自分のせいで人に不快な思いをさせたくないという気持ちや、喜んでもらいたいという気持ちから、他人を優先し、先回りして行動するようになってしまうというわけです。
他人に気を遣ったことで自分のリズムが崩れてしまうなんて、明らかにやりすぎです。
周囲に気を遣いすぎて疲れてしまう原因は毒親の育て方にある
私がこのような行動をするようになった原因は、毒親の不安定な情緒にあります。
幼少期から親の顔色ばかりうかがって、ご機嫌を損ねないように生きてきた結果です。
また、どれだけ頑張っても親に認めてもらえず、愛してもらえなかったことも影響しています。
そういう育てられ方をした子は、親に認めてもらうことを心から望んでいます。
普段からちっとも認めてもらえない分、承認欲求や愛情欲求が強いのです。
そのため、空気を読んで先回りして行動することで親を満足させようとするわけです。
こうしたことを背景として、毒親育ちは先回りして行動しがちになっていくのです。
相手のために行動しすぎて離婚に至った毒親育ち
知人の毒親育ちの女性は、夫のために先回りして行動しすぎた結果、離婚に至りました。
離婚の理由は、相手に尽くし過ぎた結果だそうです。
共働きをしながら家事を全て担当し、夫が翌日に着る服まで用意してあげるほどの徹底ぶりだったそうです。
そんなある日、「そういうのウザい」と言われたことで大ゲンカになり、離婚にまで発展してしまったとのこと。
本人は相手に喜んでもらいたい気持ちで行動しているので、自分が悪かったとは思いません。
夫側は、それを押しつけのように感じたのかもしれませんね。
毒親育ちが完璧主義になる理由と対策。自分にも他人にも厳しい理由とは
まとめ
毒親育ちは、相手のことを考えすぎてしまう。ゆえに、その行動もいき過ぎてしまうことがあります。
相手のことを思って行動することは大切です。
しかし、自分自身が損をすることになったり、大変な思いをするならやめましょう。
もう変に空気を読んで暮らす必要はありません。
誰かのために自分を犠牲にすることはありませんから。
毒親が大嫌いと思ってもいい。自分の本音を認めてあげると心が軽くなる
毒親を許さないほうが楽に生きられる。自分をだまそうとすると苦しくなる理由とは