こんにちは。毒親育ち の ぺーたー(@datudokuoya)です。
毒親育ちの悩みや苦しみを話しても、非・毒親育ちの方には理解してもらえない。毒親育ちだとそんな経験をすることも結構ありますよね。
この記事では、毒親育ちなら一度は経験する「あるある」をまとめています。
毒親育ちの方なら「あるある~!」と共感できるものばかりを集めましたので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
①毒親育ちの苦しみを理解してもらえない
非毒親育ちの方には、毒親育ちの苦しみは99%理解してもらえません。毒親に関するエピソードや愚痴も理解してもらえません。
毒親育ちが一般家庭のエピソードをフィクションに感じてしまうのと同じことです。
結局は
- 「親は大切にしなきゃダメ」
- 「この世にただ一人の親なんだから感謝しなきゃ」
- 「ここまで育ててくれたのは親なんだから大切にしなきゃ」
こんなことを言われて一方的に悪者にされてしまいます。
上記のような言葉が当てはまるのは、親がまともな家庭だけです。
※“ただし毒親の場合は除く”というやつですね。
かといってリアルなエピソードを言うと、逆に思いっきり引かれます。
どう転んでも悪い方向に向かうので、話をしない選択が無難です。
毒親育ちではない人には毒親との関係性は、まず理解してもらえない。
それが現実なのです。
②他者の評価を異常に気にする
毒親育ちは押さえつけられ、認めてもらえなかったために自己評価・自己肯定感が低くなる。
毒親育ちは、自己評価が低いからこそ他者の評価を気にしてしまいがちです。
それは、幼少期から
- 「お前はバカだ」
- 「お前は不器用だ」
- 「何をやってもダメだ」
などと言われ続けると、自己肯定感は低くなります。
「どうせ俺はダメ人間だから」などの自虐的発言をすることもありますが、かまってほしいわけでも否定してほしいわけでもありません。
本当にそう思っているのです。
自信の無さが話し方や雰囲気に出てしまい、消極的・暗いといったマイナスイメージをもたれがちになります。
テストや運動会で良い成績を出そうが褒めてもらえないと、こういうことになりやすくなります。
③親に応援されたことがない
子どもの受験や部活などを応援する親、その期待に応えようとする子ども。
ドラマではよく見かける光景ですよね。これって一般家庭では普通のことだと思いますが、私は応援されたことがないと気がつきました。
それどころか
- 「お前は不器用だから失敗する」
- 「お前はバカだからできるわけがないない」
そんな否定的な言葉で押さえつけられてきたことしか記憶にありません。
そんなことが繰り返されていれば、自己肯定感が低くなるのは当然です。
毒親に褒められたことがない子供の自己肯定感が低くなる理由と対策方法を紹介
④人を信じられなくなる
外ではいい顔をしていながら、家の中では人の文句ばかり。
幼少期から外面ばかり良いクズの毒親を見てきたせいで人を信じられなくなりました。
ある程度人と仲良くなったとしても親友と呼べるような友達はできません。
外ではいい顔をしているけれど、実際は何を考えているかわからない。
そんなふうに考えてしまうからです。
褒められたり優しくされたりすると、裏があると感じて疑ってしまいます。
こうして誰も信用できなくなってしまうのです。
⑤他人の顔色をうかがいすぎる
幼少期から毒親の顔色をうかがいながら過ごしていると、社会に出てもその傾向は続きいます。
その結果、人の良くない点ばかり見えてしまうことがあります。
人を信じることが難しく、人間関係がうまくいきにくくなります。
他者に何かを指摘するとキレられたりイヤミを言われることが嫌なので、あまり意見を言えない人間になります。
“できるだけ人の良いところを見るようにしたほうが良い”とは言いますが、なかなか難しいのが現実です。
⑥普通の家庭に育った人がうらやましい
私は高校生の時、友人の家に遊びに行って衝撃を受けました。
なんと、夕食の時間に食卓を囲んで食事をしていたのです。
私は家族みんなで食事や会話をするのはドラマの世界だけだと本気で思っていました。
毒親相談に来られる方も、同様のことをおっしゃることがあります。
それだけではありません。
休日に家族で外食したりレジャーに出かけたりすることも、普通のことだと知り衝撃を受けました。
普通の家族のあたたかさと、我が家の異常性を同時に思い知らされた瞬間でした。
友達のお父さんが穏やかに楽しそうに会話をしている姿が、自分の親とギャップがありすぎて……。
なにより家族全員が仲良く生活している風景が、“特別なことではない”と知った時はショックでした。
大人になってからも、帰省した人が家族と仲良く過ごした話を聞くと同じような気持ちになります。
もしも毒親育ちじゃなかったら……。
もしも友達の家に生まれていたら……。
一度は考えると思いますが、想像できるはずがありません。
⑦子供が可愛くない親もいる
- 「あんたなんか産むんじゃなかった」
- 「あんたなんかいなければよかった」
毒親育ちなら、言われたことがある方も少なくないかもしれません。
私は何度も言われてきました。
ちなみに毒弟のことは「2人目は産まれる予定じゃなかった」・「本当は女の子が欲しかった」などと聞かされました。
本当は1人目(自分)も産まれる予定じゃなかった可能性があるな……。
そう思って心底イヤな気持ちになりました。
勝手に産んでおいて産むんじゃなかったってどういうことだよ、と。
従順な奴隷を手に入れようとしていたから、そういう発言になるのでしょう。言われた方は悲しい限りです。
⑧幼少期の写真を見たくない
毒親と生活していた時期のことは、良い思い出がないので写真すら見たくありません。
私の場合は実家を出てからの写真は手元にありますが、それ以前のものは処分しました。
辛かった思い出がフラッシュバックするものは、見ないようにするか捨ててしまいましょう。
嫌な思いをする回数がグンと減りますから。
⑨理不尽な暴力を受けたことがある
私の場合は毎日のように殴る・蹴るの暴行を受けていたわけではありません。
とはいえ、タオルで頭や身体をひっぱたかれたり、マグカップを投げつけられたり外に閉め出されたりということはありました。
頻繁にあったことは、大声で怒鳴られるということ。
幼少期は、これだけでもけっこうな恐怖でした。
やはり暴力は最低です。心に深い傷を残します。
⑩結婚・子育てに対してネガティブな感情を持つ
「あんたらみたいになりたくないから結婚は絶対にしない!」
私が18歳くらいの時に毒親に対して言い放った言葉です。
毒親育ちは愛されずに育っているため、自分が誰かに愛されるわけがないと思いこみがちですが、実際にはそんなことありません。
そもそも、毒親育ちは結婚生活に幸せな光景が想像できません。できるわけありません。
自分が育って見せられてきた光景が地獄絵図だったのですから。
自分にも毒親の血が流れ、遺伝子を継いでいると考えると結婚生活や子育てがうまくいくとは思えなくなります。
私の場合は、毒親から継いでしまった残念な遺伝子を我が子に受け継がせたくないので、子供は持たないと決めました。
絶対に暴力や精神的な虐待はしないと思っていますが、自分がされたことを子供にしてしまうのではないかと思うこともあります。
それと、幸せな家庭で育たたなかった自分が我が子を幸せにできるのかと考えてしまい、自信が持てません。
そして何より我が子を異常な毒親に会わせたくないですし、同じような思いを少しでもさせたくないと思ってしまいます。
毒親育ちはこういう考えになるので、結果的に結婚や子育てに消極的になり、独身率が高くなります。
⑪親子の絆がテーマのドラマが響かない
以前の記事でも紹介しましたが、親子の絆や愛がテーマになったドラマ等が心に響きません。
もう、ほんとに全く響きません。泣けません。感動しません。
なんとも悲しいことですが、毒親育ちはそういう家庭で育っていないので当たり前のことです。
⑫恋人に毒親のことを話したくない、紹介したくない
毒親を誰にも紹介したくありません。普通でないとわかっている人を紹介したいと思うわけがありませんよね。
私の場合は結婚する前に彼女を会わせはしましたが、両家の顔合わせはしませんでした。というより、できませんでした。
毒父も毒母も「やりたくない」だの「めんどくさい」だの文句ばかり言い、結婚相手に対してもケチをつけられたので、私の精神が絶えられず実現できませんでした。
両家の顔合わせは必須ではありませんから、できなくても気にしないことにしましょう。
どうにもならないこともあります。
毒親に対する怒り・不満、つらさを毒親育ちが聞きます 理解してもらえない苦しみを、毒親育ちがやさしく受け止めます。
⑬両親の話ができない
友人との会話で、親の話題になった時に基本的に何も話ができません。したくないこともありますが、一般家庭ではありえないことばかりなので・・・
話していると気分が悪くなりますし、色々ツッコまれても困りますからほぼ無言でいることになります。
正直、いまだに何が異常なのかわからないところもあるので無言でいることを選びがちです。
⑭実家に帰りたくない、帰らない
「年末年始は実家でダラダラしよ~」という楽しげな会話に入れません。
毒親とはできるだけ離れたい毒親育ちは、お盆や正月に帰省しない方が多いです。
実際、子供が生まれても報告すらしない人もいるくらいです。
気が休まらないどころか、ストレスを受けることが分かっているのに帰省するわけありませんよね。
あるあるの会話
年末年始や盆になると
「帰省しないんですか?」
「帰省しませんよ~(家に帰ってもストレス溜まるだけだから)」
「ご両親心配されてるんじゃないですか?たまには帰ってあげたら、それだけで喜びますよ」
(それは絶対にない。ありえない。帰りたくない家もあるのですよ)
「そうですよね~。考えときます~」
お願いだから「年末年始は実家に帰らないの?」という質問をしないでほしい。
心底そう思っています。
⑮マザコン・ファザコンが理解できない
前述のとおりですが、毒親と関わると心身にストレスがかかります。
小さい女の子が「大きくなったらパパと結婚する」と言っていたり、社会人になってもマザコンの方を見たりするたびに驚きます。
毒親育ちには理解できるわけがありません。
そこまで愛情を注いでもらったことはうらやましいですが、マザコンにならずに良かったとも思います。
⑯毒親と関わると体調不良になる
実家に帰ると、妙に動悸がしたり胃が痛くなったりイライラしたり不調が多くなります。
それどころか、メール、宅配物、電話でも同じ現象が起きます。
これは一種のアレルギー反応と言えますね。目の前にその人がいるわけでもないのに異常な反応がでることは普通ではありません。
毒親と関わることは心身に良くありません。関わっているだけで、猛毒のリンゴを死なない程度に食べ続けているようなものです。
私は着信拒否したりして距離をとり、最終的には絶縁したことによって心穏やかに生活できるようになりました。
やってみないと分からないことですが、心を乱されることがないだけで幸せを感じられますよ。
⑰人に甘えられない、甘え方が分からない
幼少期から親に甘えさせてもらえなかったため、当然のごとく甘えられません。
自分に厳しいタイプだとポジティブに言われることもありますが、そもそも甘え方が分からないというのが本当のところです。
⑱自分の非を認められる人を尊敬する
社会に出てから、自分の非やミスを認めて謝れる大人がいることに驚きました。
毒母も毒父も絶対に謝らない、非を認められない残念な人だったからです。
自分を正当化するためにウソをつき、ミスや非を指摘すると毒父はキレて怒鳴り、毒母はキレたり泣いたりして逃げる人間でした。
これらは、毒親の精神が未熟なままである証拠です。
毒親相談に来られる方のお話を聞いていると、こういう毒親が非常に多いです。
⑲金の無心をされる
親から金をせびられるって、けっこうキツイことです。
毒母から
- 「眼鏡が合わないから生活しにくい」
- 「身体が痛いのに整体にも行けない」
- 「入れ歯を作りたいから10万円ほしい」
- 「あんたが金をくれないから食べ物も買えない」
- 「入れ歯を作るのに必要だから追加で20万円ほしい」
私はこういったことを何度も言われました。
毒親育ちの場合、親から生活費や学費などを要求されることもめずらしくありません。
私の場合は何度もお金を渡したりプレゼントをしましたが、いくら渡してもキリがありませんでした。なのでやめました。
相手が親だろうと恩があろうと、限度があります。自分の生活が苦しくならないように気をつけましょう。
⑳親に感謝したいのにできない辛さがある
- 「親に感謝しろ!」
- 「誰がここまで育ててやったと思ってるんだ!」
はい、モチロンわかっています。親に感謝したいと思っています。尊敬もしたいです。でも、どうしてもできないのです。
できるわけありませんよね。感謝は自発的にしたくてするものです。強要されるものではありません。
普通だったら尊敬したいし、感謝もしたくなるはずです。でも、そんな気持ちが湧き上がらない。
それが残念でならないのです。
毒親に対する怒り・不満、つらさを毒親育ちが聞きます 理解してもらえない苦しみを、毒親育ちがやさしく受け止めます。
㉑他人は冷たいというウソを教えられた
毒親から「世間の人は冷たい。優しい人などいない」と聞かされていました。
本当にそういうものだと思っていたので、大人になってからウソだとわかって感激しました。
世の中には優しい人が大勢いたのです。
洗脳って怖いですね。冷たくて優しくないのは毒親のほうだったんですから。
㉒いじめの標的にされやすい
幼少期から人付き合いが下手で、イジメの標的にされることが何度もありました。
これは理不尽にキレる毒父や毒母の行動に耐えて暮らしてきた影響だと感じています。
よく言えば平和主義者なのですが、言い返したりやり返したりすることができなかったためです。
いじめっ子からしたら、やり返してこない最高のサンドバックですから良いカモです。これも毒親の悪影響ですね。
毒親との関係と同様に、歯向かうことができなかったせいで余計にいじめられたのだと思います。
㉓一人暮らしが快適すぎて驚く
私が一人暮らしをはじめたのは22歳の時でした。就職してすぐに出て行け!と追い出されたためです。
一般的には
- 「親に感謝できるようになる」
- 「自立すると親のありがたみ、すごさが分かる」
こういった言葉をよく聞きますが、私には全く当てはまりませんでした。
私の感想は「一人暮らし快適すぎぃぃ!!」だったからです。
家事全般やったことがなく、わからないことだらけで大変でしたが、快適さがはるかに上回りました。
「これが幸せってことなんだな」と思いました。
なんといっても、自分を否定したり不愉快な感情を引き起こす原因が無くなったことが大きかったと思います。
家を出てみると、どれほどのストレスを受けていたかがわかります。
ストレスが強いなら別居を検討すると良いですよ。
クローズアップ現代+親を捨ててもいいですか?毒親育ちの感想とまとめ
㉔人付き合いが苦手。一人が好き
毒親育ちは人付き合いが苦手です。
人といても安らげず疲れてしまうため、一人でいる方が楽なのです。
世の中には良い人もいる。それがわかっていても、あまり深い付き合いができません。
実家を出てからですが、一人でいることの快適さを知ってからは人付き合いが異常に面倒になりました。
誰かの目を気にしたり気を使ったりすることに疲れてしまったのだと思います。
人よりもその能力があるからこそだと感じています。
縁があって結婚はしましたが、正直一人の方が気楽なのであまり一緒にいすぎないようにしています。
一人の時間はとても大事です。
㉕〇〇してやったという言葉に呪われている
- 「産んでやった」
- 「ここまで育ててやった」
- 「学費を出してやった」
などなど
〇〇してやったと毒親に言われ続けてきたため、誰かに何かをしてもらった時に後々言われるのではないかと思ってしまいます。
親が子に与えるのは“無償の愛“と言いますが、恩着せがましく色々言ってくる毒親の場合は“有償の愛”ですね。
そもそも親が子を育てるのは当たり前です。義務です。
詳しくはコチラ文部科学省
㉖心配すらしてもらえない
世間では風邪を引いたりケガをしたりすると心配してもらえるそうです。
が、毒親育ちは「お前が悪い」と言われ、心配してもらえません。
私は小学生の時、猛スピードの自転車に激突されてケガをしたことがありました。
泣きながら家に帰ったら、「お前が悪い」と言われて終わったことがあります。
自転車に乗っているとき、原付にぶつかられて転んだときも「お前が悪い」と言われて終わりました。
こうして育てられると、自分が悪くないことであっても「お前が悪い」と責められている感じがしてしまう。
これも毒親あるあるです。
㉗年上とばかり付き合う
精神的に未熟で不安定な親に育てられると、精神的に落ち着いた大人と付き合いたくなります。
そういう親の言動にウンザリしている人は、年上の人と付き合うことが多くなります。
頼りにならない親に育てられた子どもは、精神的な成熟が早くなることも影響しています。
㉘父親とのサシ飲みなど幻想
よくドラマなどで、大人になった息子と父親が二人で酒を飲んで語り合うみたいなシーンがありますよね。
子供の頃は、ぼんやり憧れていて良いなぁと思っていたこともありますが……毒親育ちの場合はありえません。
そもそも、まともに会話ができないのですから。
友人が父親とサシ飲みをしたら、すごく良かったと言っていました。
こういう話を聞くと、うらやましくなりますが、毒親育ちには絶対に無理な話です。あきらめましょう。
㉙プレゼントにケチをつけられる
服やケーキを買ってプレゼントしても「うまくない」だの「色が好きじゃない」だのケチをつけられました。
受け取ってもらえないこともありました。
結局、何もしなければ責められる。プレゼントをしても喜ばないうえ責められる。
もう手に負えません。
現金が一番うれしいのでしょうが、そうしたらそうしたで、「YUKICHIの人数が少ない」とか言いだしそうです。
㉚人生における大事なことは毒親から学べなかった
私の場合、人生に大事なことは本やアルバイトなどで学びました。
学生時代や人付き合いに悩み、困って色々と調べながら生きてきました。
自己啓発本や心理学の本をたくさん読みました。
自己啓発本や実用書などをたくさん読んだ結果、社会に出てからの人付き合いや社会人としての態度などが身についていった実感があります。
特に心理学や人付き合いの本は多く読みました。
人付き合いでやってはいけないNG行動がわかってくると、毒親の異常性がクッキリ見えて嫌になりましたね。
ドラマでは親が子に対して注意をしたり説教したりするシーンがありますが、うらやましく思います。
普通の人が親からどれほどのことを学ぶのかはわかりませんが、自ら学ばなければいけないという精神が身についた感じはしています。
㉛一般人と価値観が異なる
毒親育ちは、世間的と大きく異なる環境で異常な親に育てられるため、一般家庭で育った方とは価値観がズレています。
普通の家庭に育っていないからこそ、当たり前の感覚がわからないということですね。
「正月に実家に帰ってのんびりできたけど、おせちを作ってくれなかった」などと聞かされても、なんで幸せな話なのに文句を言うの?と本気で思ってしまいます。
親がおせちを作ってくれたら素晴らしい正月休みになったという意味だったようですが、毒親育ちの私には理解できませんでした。
毒親育ちの場合、正月に家族で食事なんてことはあり得ません。
おせちを作ってくれなかったことが何なの?と感じてしまうのです。
そもそも「家族が集まって仲良く食事ができることが幸せ」なんて、普通の家庭で育った人には当たり前すぎてわからないということです。
毒親育ちが完璧主義になる理由と対策。自分にも他人にも厳しい原因
㉜ダメ人間を引き寄せがち
「私ってダメ男とばかり付き合っちゃうんだよね」
職場の方がそのようなことを言っていました。
何人かそういう方にお会いしましたが、親が似たタイプだったそうです。
どうやら毒親に育てられると毒親に似たタイプを引き寄せがちになるようです。
DV男、アルコール・ギャンブル中毒なども同じです。
幼少期から毒親に支配・抑圧されてきたからこそ、支配的な人間に目を付けられやすくなるのかもしれません。
自己肯定感が低いことが、まともな人と付き合えないと思ってしまう原因になっているのかもしれませんね。
㉝毒親の老後に振り回される
私の場合は絶縁したので心配ないですが、絶縁していない場合は大変です。
距離をとっているだけの状態の場合、介護が必要になったときなどに振り回されることになります。
せっかく平穏な生活を送っていても、「毒親が入院した」などと連絡がきてしまうからです。
そうなると平穏な生活が一変してしまいます。
私の場合、親戚が亡くなったと連絡が来ただけで非常に不愉快な気持ちになりました。
毒親に会わなければならないことと、毒親から連絡が来たことだけで最悪の気持ちになったのです。
私はこの心を強く乱されたことをきっかけに絶縁することにしました。
距離をとるなら徹底的にしましょう。絶縁しないかぎり平穏な生活は手に入りません。
毒親は介護しないで捨てても罪悪感を抱く必要はない
㉞毒親に早く消えてほしい
天災や事故など理由はなんであれ、早くこの世から消えてほしいと思っています。
非・毒親育ちには考えられない思考だと思いますが、これはわりと毒親育ちには普通の考えです。
本当にこの世から消えてくれた時、真の幸せが訪れると感じています。
(こんなこと毒親以外に思ったことありませんよ)
NHK:親を捨ててもいいですか?
㉟やたら大人びている
思い返してみると、子供の時から「落ち着いている」とか「大人っぽいね」と言われることが何度もありました。
私の場合は社会人になってからも年上に見られることが多かったので、新人時代はメリットになっていました。
これは幼少期から親を頼ることができなかったことで、早熟するしかなかったからだと考えられます。
何かに悩んだ時も自力で解決しなければならず、常に自分を成長させていかなければ生きられない環境に身を置いていたからですね。
10代の時はネットで悩みを検索したり本を読んで解決するのが日常だったので、「ちゃんとした大人たち」が、大人の階段を上らせてくれたのだと思います。
まとめ
思っていることを思いついた時に書いてまとめていたら、けっこうなボリュームになりました。
毒親育ちの傷・闇の深さを感じますね……。
正直まだまだありますが、お腹いっぱいなのでやめておきますね。
毒親のせいで苦しんだり悩んだりすることもあると思いますが、少しでも苦しみが減ることを願っています。
何かお悩みのことがありましたら、お気軽にご相談くださいませ↓